◆過去編の人達。

何人か死んでたりします注意。

ネタバレも激しめです注意。

 

◇ひとりぼっちの隠れ鬼

◆シーク

ひとりかくれんぼに用いられたうさぎっぽいぬいぐるみ。

霧愛の手作りで、霧愛から兎穏へと贈られたもの。

中の綿に、霧愛の血液が染みこませてある。

ハイドの正体。本体。

◆西園寺 霧愛(さいおんじ きりあ

兎穏が引き取られていた、西園寺家の令嬢。

鬼の一族だが分家であり、読達とは関係ない(そもそも年代が違う)。

兎穏を愛していたが、その方向性がかなりおかしかった。

とりわけ、いたぶられてる兎穏が好きなサディスト。

◆御笠 霞雅(みかさ かすが

霧愛の弟。鈴璃の父親。

姉の気持ちも、兎穏の気持ちも理解していたがどうすることも出来なかった。ただ、兎穏の相談にはのっていた。

兎穏が失踪する前に渡していったシークを祓ったのは彼。

◇黒薔薇の堕天使

◆ロッシェル

アリシェルの本来の姿。薔薇と茨を操り戦う裁天使。

実力も高く、ティアエルを含め多くの天使に慕われていた。

ローザを深く愛していたが、彼が天使に殺されたことにより、天界に牙を向き堕天した。

なおアリシェルは彼女の幼少期の愛称。

◆ローザ・ナトゥーラ

ロッシェルの恋人。花売りの青年。

めずらしい青い薔薇を扱っていた。

人間の自分がロッシェルより先に死んでしまうのが嫌で、悪魔と契約し不老になったが、そのことで天使に裁かれてしまった。

◇いつつのはじまり

◆エトリエル

始まりの聖天使。

かつて天界、魔界、人間界がひとつだった頃に生まれ、高い聖気を持つその身を捧げ天界を作り出した存在。

現在も天空宮殿の祭壇で、石となって、世界を慈しむような表情で眠っている。

◆アークエル

始まりの裁天使。

始祖天使の中で唯一の直接戦闘員。ほぼひとりで仲間を守っていたが、突如世界に生まれた悪魔という存在に、対処しきれずに命を落とした。

◆セルファエル

始まりの愛天使。

世界に、生命に、「愛」を伝え振りまいていた。

が、悪魔が現れた頃、行方がわからなくなる。

◆ユルエル

始まりの一般天使。

始祖天使の中で唯一、何の力も持たずに生まれ、もどかしい想いをしていた。

当然、何も出来ずに、ただエトリエルとトレフィエルを庇って命を落とした。

しかし彼の「何かを守れる自分になりたい」「正義でありたい」という心は、以降の天使達へと受け継がれていった。

◆トレフィエル【過去】

始まりの歌天使。

歌の奇跡をもって、世界に「恵み」を与えていた、いわば世界を生み出した存在。

始祖天使唯一の生き残りだが、それ故に親(アール)への愛に飢え、結果として世界を滅ぼし堕天してしまった。

◇隠された記憶

※キャラのイメージを崩しかねないので名前以外反転しています。

枝折 華籠(しおり かごめ)

あん太が世話になった男性。

身なりが良く人当たりもいい感じだが少年愛好家で、当時のあん太がドツボだったらしい。

面倒を見るかわりに、体の関係を持っていた。いわゆる援交相手。

◆蒔田 紡(まきた つむぎ)

淫魔ハーフ。あん太の同級生。

純血の人間であるあん太を初めに喰らった人。

おかげで能力的にかなり強くなったので、後に淫魔貴族入りをした。

◆蒔田 萌(まきた めばえ)

紡の妹。あん太の一個下の後輩。

紡に誘われて一緒にあん太を襲っちゃった子。

淫魔の為未成年のうちは妊娠しないので、存分に堪能したそうだ。

もちろん、紡と共に淫魔貴族入りを果たす。

◆叶天 守望【過去】

中学時代、あん太が唯一関わった相手。

人魚ハーフなので歌に優れていたため、あん太が歌を教えて欲しい、と頼んだ。

守望は歌うことが嫌いだったが、あん太がどうして歌を好くのかが気になり、要求に応じる。

中学卒業後も連絡は取り合っていた。が、

後にあん太が声を無くす事件に関わることとなってしまい、そのことから罪悪感に包まれ、しばらく外部との連絡を絶っていた。

◆蒼星 あん太【過去】

旧姓は奏世(かなせ)。啓司、智也とは生き別れの実兄弟。

蒼星家に引き取られたものの、純血が発覚してからは血を抜かれ売られたり、一部売春やDVも行われていた。

その結果ひどい人間不信をこじらせてしまい、友人をあえて作らず孤立していた。

血を狙った周囲から暴力を振るわれることもあったが、とくに通報もしなかった。

この頃から歌うことに魅力を感じており、「歌以外どうでもいい」と思うようになる。

中学卒業後家出をし、売春行為で金銭面をカバーして暮らしていたが、ある事故により声を失い、死を求めた結果、トレフィエルに出会う。

 

 
 

…Stay tuned for the next update!